神奈川県建設労働組合連合会

トピックス

2019年あけましておめでとうございます

2019年1月1日

「組合で力をあわせ要求かなえる年に」神建連会長 仲野和則

694-01新年あけましておめでとうございます。

 神建連の諸運動への組合員のみなさまのご奮闘に心から感謝いたします。

 今の日本は極めて災害が多く、昨年は大阪北部の大地震ではじまり、西日本の大水害、北海道での地震など、いつどこで何があってもおかしくありません。神奈川の仲間が愛媛の木造仮設住宅建設や被災地支援行動などへ参加するなど、わたしたち建設従事者が広く活躍し、社会のなかでも極めて重要な役割を担っていることを誇りに思っています。今後とも技術・技能を磨き、社会貢献していくなかで、建設従事者の社会的地位向上をめざしていきましょう。

賃金と労働環境の改善を

 今年は重要な課題も多くあります。建設キャリアアップシステムが4月から本格的に運用がはじまります。多くの仲間の登録で賃金アップへのツールとして取り組むことが重要です。もうひとつは、昨年からはじまった労働者供給事業をさらに発展させ、労働者の処遇改善につなげていくことです。

 もちろんわたしたちが大きな声を出すことも大切なことです。アスベストの課題は昨年、大阪高裁で2つの極めて画期的な判決が出ました。これを大きな武器にして補償基金制度を作らせるさらに大きな運動を巻き起こしましょう。

 消費税の10%への増税も予定されていますが、家計に大きな影響が出て、景気が悪くなることは目に見えています。軽減税率など対策するとしていますが、増税そのものを中止するべきです。

安倍政治終わらせる

 まだまだ多くの運動課題がありますが、政治を変えなければなりません。入管法の改悪では、内容も決まっておらず、白紙委任状態で強行するという前代未聞のことがまかり通ってしまいました。数多くの重要法案が数の力で強行採決されてきたなかで、またもやという感はぬぐえません。

 安倍政治は終わらせなければ、民主主義は守れないと思います。今年は統一地方選挙や参議院選挙があります。わたしたちの要求を実現させるためにも、必ず投票に行き、意思表示をしようではありませんか。

 仲間の力で政治を変え、わたしたち建設従事者の要求が実現する一年にしていきましょう。

「次世代つくる青年部へ」県青協議長 菅野翔平

 明けましておめでとうございます。昨年は青年部活動にご協力ありがとうございました。

 県青協・加盟の5つの青年部では活発な活動をすすめ、イベントや学習会に取り組んできました。県青協として、アスベスト訴訟と運動を学び、資格も取れる「石綿特別教育」の講習会を開催しました。東日本大震災の被害を風化させないよう「福島なりわい訴訟」の学習会にも取り組みました。

 全建総連青年技能競技大会や原水爆禁止世界大会へ青年部代表を送りました。

青年実態アンケートにも取り組み、建設青年の働き方や賃金など、厳しい実態を実感しました。

 大きなイベントでは、9月に八景島シーパラダイスにて、全建総連関東地協青協の学習交流会を幹事県として成功させ、関東の仲間約200人が参加し、家族ぐるみで交流を深めました。

 青年部拡大では、春・秋両方の拡大月間で、部員、組合員目標のダブル達成。通算8期のダブル達成継続中です。新しく青年部に入った仲間もイベントや会議に参加してくれて、各青年部とも活発に活動をすすめています。

 今年も1年、青年部の次世代を担う青年を多く迎え、みんなで力を合わせてがんばります。

「家族いっしょに活動広げよう」県主婦協会長 鈴木啓子

 あけましておめでとうございます。
 日ごろより主婦協・主婦の会にご協力をいただきありがとうございます。

 昨年は、安倍9条改憲NO3000万人署名の推進に大きく力を発揮してきました。定例会議後の宣伝行動には、100筆チャレンジャーとなり、憲法署名のほか、消費税廃止署名、ヒバクシャ国際署名、建設アスベストの解決を求める署名などにも取り組んできました。

 沖縄県知事選挙支援行動にも主婦協代表で参加し「辺野古に新たな基地はつくらせない」と翁長さんの遺志をつぎ、玉城デニーさんが歴史的勝利をおさめました。
 全建総連全国主婦交流集会は長崎県で6月に開催され13人で参加しました。日本母親大会は8月に高知県であり、平和の問題や各地からの経験を出し合い、素晴らしい大会となりました。

 仲間をふやす取り組みは、春は親子体験ツアーでいちご狩りや海苔すきを、秋は野菜の収穫祭と地元の新鮮な食材を使ったバイキングをみんなで味わいました。今後も次世代にむけたイベントを計画していきます。

 主婦の会でも仕事を持つ主婦が増えています。組織していくことは、新たな課題です。基本組合、青年部の知恵をかりながら、家族ぐるみの組合運動のさらなる発展のため、全力でがんばっていきます。

PAGE TOP