神奈川県建設労働組合連合会

トピックス

シリーズ第2回 インボイス導入「 確定申告にあたってのポイント」

2020年2月13日

 今回は確定申告が直近に迫っていることから、確定申告時の計算について説明します。

①9月までの仮決算を

課税事業者は、消費税率が混在し、消費税計算がわずらわしくなることから、2019年9月末までの収支計算をまとめて、消費税の仮決算をしておくと良いです。

②売上区分を整理する

 2019年10月以降の引き渡しは原則10%適用ですが、契約の時期によって8%税率の適用のものもありますので、契約書等で売上を区分整理しておきましょう。

③簡易課税事業者

 簡易課税を選択している事業者は、第3種(請負工事で材料持ち)、第4種(手間・工賃)などの工事内容にそって区分整理を行ってください。

④本則課税事業者

 本則(一般)課税申告を選択している事業者は、食料品と新聞等の軽減税率適用品については、税率が8%に据え置きになっていますが、地方消費税の計算が違っていますので、10月以降の支出については、「8%」のレシート・領収書を元に仕分けをしてください。

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