神奈川県建設労働組合連合会

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「67年の歴史、さらに長く刻んでいけるように」 相模中央建設組合(わが組合紹介No.1)

2021年5月10日

 我が「相模中央建設組合」は1954年4月、組合員数49人で発足しました。

1986年の住宅デー

 当時は万全でなかった労災制度や一人親方事業課税問題など、建設職人の仕事と生活に関わる重大課題に対応すべく57年、神建連に加盟。61年には中央・大野・厚木・大和・座間新磯(現・高相)の5単組440人で「湘北地区協議会」を結成し、現在の体制につながっています。

 結成から事務局がなく、組合長や会計役員宅で事務を行っていました。先輩方は家業の建設業を営みながらの組合活動でしたが、建設業許可申請、労災、税金対策等、専門的実務が増えてきたため68年に初めて専従者を迎えました。

 76年には神建連主婦協の要請に応え、「お父さんは仕事をしなければならないので、組合運動はかあちゃんがやらなければ」と主婦の会を立ち上げました。

 77年には、相模原市内の中央・大野・相建の三単組で、相模原市建設組合連合会を結成。その頃組織は300人程に。社会保険加入問題や消費税問題などに対峙しながらも13年後の90年には2倍の600人まで達しました。青年部組織強化のため、毎月10日に会議をする「十日会」も組織しました。

 その後は、毎年約100人を拡大し、95年の秋の拡大月間で組合員1000人を達成しました。

 98年には組合事務所の購入物件を探すとともに、労働組合法人化に取り組みました。物件に競争相手が現れ、価格が500万円も吊り上がりそうになりましたが、同年11月に現在の事務所を開設することができました。

 組織は消費税増税や社会保障改悪などで一進一退を繰り返しましたが、2004年に1102人で創立50周年を迎えました。記念式典には160人が集い、50年の歴史を総括。さらなる発展を誓いました。

 2010年に組織人員1260人とし、相模中央としての最高到達点となりました。

の後は社会保険未加入問題や高齢化による脱退も多く、創設67年の現在は1000人を行き来しています。

 振り返ると組合にも数々の歴史があり、時代も大きく変化しました。ネット時代に順応すべく、ホームページ・ブログの開設や、フェイスブック・ツイッターなどSNSも始めました。できることが制限されている今こそ更なる発展を目指し、長く歴史を刻んでいけるよう我が「相模中央建設組合」は邁進します。

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