神奈川県建設労働組合連合会

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明るい未来へ力あわせ共同の輪を広げ第63回母親大会を開催

2017年9月6日

 第63回日本母親大会が8月19日、20日に開催され、県主婦協から39人が参加しました。岩手県盛岡市を中心に開催され、20日の全体会では「子どもたちに『核兵器のない平和で明るい未来』を手渡すために、ともに力をあわせましょう」との大会アピールを5500人の拍手で採択しました。2日間でのべ1万700人が参加しました。

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 今大会は東北地方の市民と野党の共闘を反映し、運動の大きな広がりを発信しました。現地実行委員長はJA岩手県女性組織協議会会長の髙橋弘美さんがつとめ、「立場を超え、農業と命を守る運動を広げよう」とあいさつしました。

 初めて開催地の知事と市長がそろって来賓として参加し、達増拓也知事は「母親の視点で生きにくい時代を生きやすい時代にするよう期待します」とあいさつ。谷藤裕明盛岡市長は母親大会が子どもと女性を守る運動をしてきたことに「敬意を表します」とのべました。

 初日には25の分科会が多彩に取り組まれました。岩手大学会場は、会議終了後「母親パレード」を行ないました。

 県主婦協では、日程を追加し、21日に東日本大震災で大きな被害を受けた大槌町を訪れ、被災の実相を聞き学ぶバスツアーに取り組みました。

参加者の声(主婦・湘南建設)

 分科会では熊本震災の被災者の生の声を聞き、たいへんさを実感しました。自分だったらできるかと考えさせられました。全体会は年齢が高めそうでしたが、女性のパワーを感じました。もっと発信できないか、世間に発信していきたいと思いました。大槌町の被災語り部ガイドの話は、震災の被害のすごさが身にしみました。スーパー防波堤などの工事業者しか見かけず、生活再建は厳しいと感じました。

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