神奈川県建設労働組合連合会

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「タブレットで歯科チェック」県内初の取り組み(相模中央)

2019年4月8日

3月17日、相模中央建設組合で「ひとりでできるかんたん歯科チェック」を行ないました。昨年立ち上げた壮年部で「やってみようか」という話が出たことがきっかけで、神建連国保組合でも初めてのことです。

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 「ひとりでできるかんたん歯科チェック」は、東京医科歯科大学と株式会社エーアイヘルス社との共同研究事業として開発されたプログラムです。参加者はタブレットを使って質問に回答することで、歯や口の問題点と解決するためのアドバイスが受けられます。必要な人には歯科医院の受診がすすめられます。

 参加者全員に配られたデンタルミラーを使って、左右上下の歯を1本1本歯の状態についてタブレットのボタンをタッチしてチェックをしていきます。歯科セットの中のガムを使って、奥歯で強くかめるのかの「かむ力」を測定。タブレットのカウント表示に合わせて1秒に1回、合計60回かんで、口から取り出したガムの色を色見本と比較して判定します。「欠けたり穴があいたりした歯はありますか?」「歯ぐきの状態はどれですか?」等の質問に選択ボタンから選んでチェックしていきます。

 全部の質問に答え終えると結果が表示されます。私は10点満点中7点で、アドバイスは「歯ぐきに炎症がある」「歯垢がある」「舌たいがついている」と結果が出ました。

 タブレットを初めて使う人、また不慣れな人にもスタッフの方々がていねいにサポートしてくれたので、楽しみながら歯科チェックをすることができました。DVDの視聴や講師から歯周病のリスクの説明なども分かりやすく教わりました。

 自分の歯や口と向き合い「歯みがき、きちんとやらなきゃ」「歯医者に行ってみるか」というきっかけができること、教わったことを何かの機会に話すことで、まわりの人に少しでも働きかけができると感じました。

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