神奈川県建設労働組合連合会

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「建設アスベスト訴訟―提訴から11年 国は補償基金で全面解決を」 3000人が集会・宣伝に取り組む

2019年6月4日

5月17日、建設アスベスト訴訟が提訴から11年を迎え、訴訟勝利、全員救済、全面解決を求める全国決起集会が、日比谷野外音楽堂で開催され約3000人が参加しました。午後からの集会にあわせ、午前中には最高裁前、集会後には新宿、新橋、秋葉原の3カ所駅頭宣伝にとりくみました。

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集会は松丸首都圏建設アスベスト訴訟統一本部長が主催者あいさつをおこない冒頭、参加者全員で志なかばに亡くなっていった仲間の冥福を祈り黙とうを捧げました。

 政党から立憲民主党近藤昭一衆議院議員、日本共産党山添拓参議院議員、社民党福島みずほ参議院議員から連帯のあいさつがありました。

 弁護団の決意表明に立った小野寺弁護団長は「安倍一強と言われる冷酷な強権政治の下で、判決を真摯に受けとめることなく、最高裁まで逃げ込み、政治解決をかたくなに拒み続けている」、「冷酷な強権政治の壁を突き崩すたたかいに、全力を尽くしてたたかう決意を固めています」とうったえました。

 全国各地の訴訟から決意表明があり、弁護団・原告へ大きな激励の拍手が湧き起こりました。

 ボードパフォーマンスでは「国は全面解決に応じろ」「被害者補償基金を創れ」の文字で会場が埋めつくされました。たたかい抜く決意を誓う「集会決議」が採択しました。
 神奈川県連の参加者は新橋駅へ移動し、宣伝行動に取り組み、署名やカンパを寄せるサラリーマンの姿もありました。

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