神奈川県建設労働組合連合会

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「選挙で改憲阻止を」神奈川・中央で憲法集会

2019年5月27日

憲法記念日の5月3日、横浜市西区県立青少年センターで「県民のつどい」が開催され700人が参加しました。

 記念講演は憲法学者の成澤孝人さん(信州大学教授)が行ない、馬車道法律事務所の小賀坂徹弁護士から天皇代替わり問題について講演がありました。

 成澤教授は「改憲のねらいは自衛隊を合法化」することで、安保法制を合憲化することにあると強調しました。敵と戦って自分を守ることは非現実的で「隣国と仲良くすることが最も現実的」と指摘し、安倍首相のいう積極的平和主義とは抑止力、軍事力であり、パワーバランスが崩れた時は戦争になると述べたうえで、本来の積極的平和主義とは9条の精神だと会場に語りかけました。

 集会アピールで「憲法を遵守させるのは私たちです。憲法をないがしろにし、暴走する安倍政権を退陣に追い込み、憲法を私たちの手で守り抜きましょう」と提案されると満場の拍手で確認されました。

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 集会終了後、桜木町、野毛町の中央通りをパレードし、街ゆく人びとにアピールをしながら桜木町駅へと行進しました。

過去最多6万5000人

 東京・臨海広域防災公園で「平和といのちと人権を5・3集会」が開催され6万5000人(主催者発表)が参加しました。

 主催者あいさつで総がかり行動実行委員会の高田健共同代表は「市民と野党の共同の力で、今国会での改憲発議を阻止し、参議院選挙で改憲勢力を打ち倒そう」と呼びかけました。湯川れい子さんらからのスピーチにつづき、政党から日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、社民党の又市征治党首、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員が壇上で勢ぞろいし、「市民と野党の共闘」で安倍政権を倒そうと次々に決意を訴えました。玉城デニー沖縄県知事からメッセージが寄せられました。

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