神奈川2陣が結審、東京2陣4月に判決
アスベスト訴訟の原告の全員救済と、全面解決を求め、1月22日、東京高裁、東京地裁へ署名提出、要請行動に取り組みました。14日には2020年のたたかいをスタートする「新春のつどい」を開催しました。
2陣高裁へ署名提出
建設アスベスト神奈川2陣訴訟で東京高裁裁判官に対して「公正な判決を求める署名」2万7000筆を提出し、書記官を通じて参加者一人一人が被害の全面救済を求めて要請を行いました。
神奈川2陣訴訟は1月30日に結審し、今夏ごろには判決と予想されます。6度目の高裁判決となり、勝利判決を勝ち取ることが、全面解決への前進につながります。
東京2陣訴訟が4月17日に東京地裁で判決が予定されていることから、合同での裁判所前での宣伝と東京地裁裁判官へ2万7000筆超の署名を提出し要請行動をおこないました。
解決させる年へ 元気にスタート切る
1月14日、神奈川原告団と患者会の共催で「新春のつどい」を開催しました。原告・家族、弁護団、神建連担当役員、支援する会の各団体代表など70人を超える参加で2020年のたたかいのスタートにあわせて交流を深めました。
第1部では、川本弁護士から「裁判の到達と補償基金制度について」わかりやすい報告があり、今年は最高裁の判決を迎える中で、運動を大きく広げて、国に「補償基金制度」を作らせ解決させようと気持ちを新たにしました。