神奈川県建設労働組合連合会

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「熱中症予防 朝食で水分吸収も」藤田ゆかり保健師のけんこうコーナー

2021年7月2日

 梅雨が明け、夏本番となる7月。まだ暑さに身体が慣れていないため、例年熱中症が急増します。

熱中症リスクが高い状況は?

 昨年度、全国の職場での熱中症による休業4日以上の死傷者数は959人(うち死亡者は22人)と前年を上回りました。全体の2割以上が建設業での発生です。今夏は全国的に猛暑予想が出ています。気を引き締めて予防対策を心がけましょう。

 熱中症のリスクが高まるのは、①作業開始初日と2日目、②午後2時から4時、③WGBT30度以上(WGBTとは気温と湿度、日射・輻射など周辺の熱環境の3つを取り入れた暑さを示す指標)。身体が順応して暑さに慣れるには7日以上かかります。梅雨明けの急な気温上昇の時期や、お盆休み明けは特に注意が必要です。

水分はこまめに、朝食をかならず

 水分は小腸から吸収され血液中に取り込まれますが、一度に吸収できる量は限られており吸収に30分以上かかります。1回に180~360㎖程度の水分をこまめに補給することが大切です。

 大量に汗をかく時は必ず一緒に塩分をとりましょう。コップ1杯(200㎖)の水に塩ひとつまみ(0.2g)の塩水か、ナトリウムを40~80㎎/100㎖含んだ飲料が目安です。糖分(炭水化物)が多い飲料は高血糖を招く危険があるので注意しましょう。

 朝食を食べれば食べ物に含んだ水分を持続的に吸収することができ、水分不足に陥りにくくなります。できれば塩分補給もできる味噌汁を一緒に摂るのがおすすめです。

声を掛け合おう!

 具合が悪くてもなかなか言えない人もいます。熱中症は初期対応が遅れると急激に進行します。普段と様子が違う人がいたら声を掛けましょう。

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