神奈川県建設労働組合連合会

トピックス

2022年あけましておめでとうございます

2022年1月1日

組合を強く大きくし要求を実現する運動を

神建連会長 塚本 三千雄

あけましておめでとうございます。

 一昨年に引き続き、昨年も2年にも及ぶ新型コロナウィルスによる感染拡大で大変厳しい状況の中での組合活動でした。

 昨年秋の拡大月間では1672人の新しい仲間を迎え入れました。コロナ禍4回目の拡大月間を、各地区協・組合・支部で様々な工夫をこらした運動を展開していただきました。目標達成には至らなかったものの11月人員では、7ヶ月ぶりに実増になりました。組合員、役員、青協、主婦協のみなさんのご奮闘のおかげです。心からお礼申し上げます。

 コロナ感染症対策では、感染への国保料減免を継続し、新たな給付金制度など情報を集め学習会等を設定しました。コロナ関連の相談活動を引き続きすすめていきます。

 アスベスト裁判では、5月の最高裁判決で国に勝利し、給付金支給法の成立を勝ち取りました。いっぽうで、メーカー側は話し合いにも応じていません。連帯責任の追及、給付金制度へ拠出を求める闘いはこれからです。ご支援をよろしくお願いします。

 昨年は、横浜・川崎の市長選挙、衆議院総選挙を、市民と野党の共闘で闘いました。横浜では神建連が推薦した山中竹春氏がカジノ誘致反対をかかげ大きな勝利を挙げました。総選挙で県内では一定の前進がありました。今年は参議院選です。組合の要望、要請に耳をかたむける候補者を押し上げる運動が大切です。

 いま建設産業では、ウッドショック、建設資材ガソリン価格の高騰で、仕事に重大な影響が広がってきています。要求を実現する運動には組合を強く大きくする事が大切です。

 そのために、来春の拡大月間では県連役員、書記局共に奮闘します。

 その決意を申し上げ年頭のごあいさつとさせていただきます。

多くの女性たちとの出会いを楽しみに

県主婦協会長 伊藤 淑子

新年あけましておめでとうございます。昨年中は県主婦協へのご協力ありがとうございました。

 県主婦協は結成55周年を迎えるにあたって、繰り返される緊急事態宣言など、思うような活動ができない会員を元気にし、まだ県主婦協や主婦の会を知らない組合員・家族ともお近づきになれる企画「55キャンペーン」を実施しました。

 クイズに答えて応募すると、豪華賞品が当たります。チラシにはQRコードを読み取ると神建連のホームページが開き、そこにクイズの答えとなる県主婦協の成り立ちや取り組みを見ることができるように工夫しました。

 応募は1500通に上り、コメント欄にも「初めて存在を知った」「6000人も会員がいてスゴイ」「イベントに参加してみたい」「不安定な建設業の夫、横のつながりで心の安定になります」など、うれしいコメントの山。春の拡大月間では、この宝の山を財産に多くの女性たちとの出会いを楽しみにしています。

 組合員の家族としてだけでなく、働く女性の強い味方にもなれるよう、全県の仲間と力を合わせて今年1年も元気にがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

出来る限りの行動をして 活気ある青年部を

県青協議長 荒川 直樹

 明けましておめでとうございます。日頃から基礎組合の皆さんに温かく支えられ、青年部活動をさせてもらっています。

 今期は県青協結成60周年。大規模なイベントで多くの青年を集めて祝いたいところでしたが、コロナのため方向転換を余儀なくされました。

 みんなで話し合いオンライン工作教室の開催を決め、動画の撮影、工作キットの作成をし、秋の住宅デーにあわせ配る事ができました。しっかりと集約をして皆さんに報告できる事を楽しみにしています。ホームページも作り各組合青年部の紹介など今後もいろいろな企画も考えてます。

 拡大では出陣式や決起集会ができない中、各組合・支部で少しでも動いてもらいたいとイベントや集まりに財政支援を行いました。資格取得報奨金のダブルアップキャンペーンも引き続き声掛けを強めて多くの青年に使ってもらいました。

 県青協では独自に目標を立て拡大行動をしてきましたが、昨秋の拡大はこれまで達成してきた目標に一歩およばず悔しい思いもしました。来春の拡大は事前に話し合い対策を立て必ず目標達成できるように頑張ります。

 まだまだ制限はあり、集まりも悪く難しい活動ではありますが、少しずつ動けるようになってきています。できる限りの行動をして再び活気のある青年部を作っていきたいと思います。

労働組合が先頭に立ち憲法どおりの社会の実現を

神奈川労連議長 住谷 和典

 神建連のみなさん、新年おめでとうございます。

 昨年は「コロナ」で始まり、「コロナ」で終わった1年でした。そのようななか幾多もの困難を神建連の力と団結で乗り切り、多くの成果を得ました。

 政治分野では、横浜市長選挙、衆院選挙7小選挙区での勝利など、いずれも労働組合が大きな役割を果たしました。しかし、自公政治は継続しています。1月の通常国会は憲法が焦点となります。再び戦争する国にさせない総力をあげた運動が求められます。

 労働分野ではモノづくりの労働者は減り続けています。労働者の3人に1人の2千万人が非正規雇用。いつでも「切れる」働き方です。正規と非正規の賃金格差は拡大、男性と女性の賃金格差も解消されず、深刻な生活困窮が拡がっています。

 労働組合が先頭に立ち、憲法どおりの政治と社会の実現、参議院選挙で勝利しましょう。労働組合の成果を未組織労働者・国民に伝え拡げ、仲間を増やしましょう。

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