神奈川県建設労働組合連合会

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建設アスベスト神奈川訴訟 最高裁勝利報告集会でともによろこぶ「13年の運動の成果に確信、企業責任追及し全面救済へ」

2022年5月6日

 4月20日、建設アスベスト神奈川原告団・弁護団と神建連、支援する会は、建設アスベスト神奈川訴訟の最高裁勝利報告交流会を開催しました。

勝利をよろこぶ原告団の仲間(ロイヤルホール横浜)

 原告・弁護団や運動にかかわった仲間136人が参加。最高裁での勝利を喜ぶとともに、13年の長きにわたる闘いを振り返りました。

 原告団代表の望月さんはあいさつで、これまでの仲間の支援に感謝を表し「法廷内で遺族原告は家族を失った悲しみを、生存原告は病の辛さを裁判長に渾身な訴えで届けてきました。世論に伝えるため、街頭に立ち、企業交渉や国会議員要請にも取り組みました。願いであった賠償給付金制度が成立したことを原告団として誇りたいと思います」と述べ、続く建材メーカーとのたたかいに決意をあらたにしました。

 西村弁護団長は、2012年5月30日の横浜地裁での全面敗訴の不当判決に対する怒りが、原告・組合・弁護団の心を一つにした法廷内外のたたかいの出発点であると振り返りました。その後の神奈川のたたかいの力が基金制度創設の成果を勝ち取ったと述べました。

 弁護団が一堂に会し、弁護士一人ひとりからこの闘いにかける思いが語られました。全国の組合の仲間や、神建連の歴代会長や書記長も参加し、これまでの運動の成果と勝利を讃えあいました。

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