神奈川県建設労働組合連合会

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「仲間の団結を瞳のように守り組合員が主役の組合づくりを」 川崎建設一般労働組合(わが組合紹介 No.24)

2023年5月8日

 私たちの組合、川崎建設一般労働組合(略称:一般労組)は、川崎駅から徒歩10分のところに事務所を構えています。市役所やハローワーク、税務署に年金事務所にもほど近く、非常に便利な立地にあります。

珪藻土で足型つくり

 1970年に28人で結成され、創成期の様々な苦労のすえ、結成からわずか八年で、いまの場所に仲間の城となる組合事務所を建てました。

 結成大会の議案には「今日以降、私達はお互いに信頼し合い、助けあい、励ましあって『万人は一人のために一人は万人のために』のスローガンをモットーにして、一人一人の組合員の生活と権利を守る運動を進めながら、決意を新たにして、組織の拡大にとり組んでゆきましょう」という言葉が記されています。

 「組合員が主役の組合づくり」を目指して半世紀以上。現在は1100人を超える組合員が集う組織となっています。

 「ひとつの職種だけでなく、あっちもこっちもいろんな職種が入るんだから『一般』ってつけたんだ」という通り、鳶や板金、左官や電工など、様々な職種の仲間が加入しています。

 一口に「建設業」と言っても非常に幅広く、建設業法では29の職種が存在しています。様々な専門的技術を持った人たちが協力し合って、一つの物を作り上げているのが建設業です。

 多様な仲間が集う組合の特性と、建設現場の技術を活かして広めようと、夏休みには地元の小学校で親子工作教室を開催。子どもたちと一緒に板金やタイルアートを行っています。

組合ささえた主婦の会の運動

 川崎大師のすぐ近くにある大師公園等で住宅デーを開催し、今年度は、左官の仲間の提案で「珪藻土手形」をつくる体験を行いました。初めてさわる感触に、最初はおっかなびっくりの子どもたち。赤ちゃんは足を珪藻土につけて驚いて泣いてしまう場面も。そんな様子を笑顔で見守る親御さんたちの姿も印象的でした。

 多様な技能を持った仲間が集う組合の力を活かして、次の半世紀も「仲間の団結を瞳のように守る」ことを肝に銘じて、川崎の地に根差していきます。

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