神建連は春の全県一斉現場要請行動を3月24日を中心に取り組み、32組135人が参加しました。公共工事27現場、民間工事126現場を訪問。現場所長要請を行ない、29の現場確認書(公共4、民間25)を取りかわすことができました。
神奈川土建横浜支部の行動では、現場訪問の要請にこたえ、休憩所のテーブルに拡大チラシを置くことの了解を得、壁へのポスター掲示にも応じてくれました。
みなとみらいで現場宣伝「1万円も低いな」
当日夕方には、横浜市西区のみなとみらい地区で建設がすすむ「オーケーみなとみらい本社ビル新築工事現場」前で「現場宣伝行動」を実施し、設計労務単価を記載したチラシの配布や、賃金アンケートに取り組みました。
仲間と歩きながらチラシを受け取った作業員は「(設計労務単価より)オレ1万円も低いな」など、おどろきの表情を浮かべます。その場でアンケートに協力してくれた作業員からも「仕事がなくて千葉から来ているが、請け負いなので日給8000円くらいしかならない」と答えてくれました。
この現場は大成建設と大林組が区画を分けて元請となっていますが、日建連に加盟する大手ゼネコンの現場で、低賃金で働かされている現場労働者の実態が明らかとなりました。
黙っても賃金が上がらないなか、組合に多くの仲間の声と力を集め、大手企業に強力に要求をぶつけなければならない状況です。