神奈川県建設労働組合連合会

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「くらし、平和守るため心をひとつに。全単組1%実増で強大な組合へ」神建連第63回定期大会開催

2017年7月4日

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 神奈川県建設労働組合連合会は第63回定期大会を6月4日午前10時30分より5日午後3時まで、伊東ホテル聚楽で開催しました。大会には、執行部、代議員、組合参加者、来賓ら計324人が参加し、第63期運動方針、予算ならびに新役員を選出し、団結の力で激動の情勢に立ち向かう決意を新たにする大会となりました。

 あいさつで白田会長は「わたしも70才になりました。日本国憲法も制定70年でいわば憲法に守られて育ってきたといえます。組合の先輩方の話では戦争へ無差別に徴兵されたのは建設労働者がいちばん多かったと聞きます。この組合を70年間守ってきた先輩方の足跡のうえにわたしたちは立っています。神建連の全員が平和憲法を守るため、地域で、全国で先頭に立って、心をひとつに平和を守るため全力でがんばりましょう」と呼びかけました。

 来賓あいさつにつづき、氏家書記長が基調議案、佐藤財政部長が予決算案の提案を行ないました。

 アスベスト訴訟の西村弁護団長から秋の勝利判決へ「できることを全てやりきって判決をむかえよう」と訴えがあり、原告の望月さんから引き続き最後まで支援のお願いがありました。全体会の討論では3人の代議員から発言がありました。

 分科会では、統一課題「①平和憲法・憲法9条を守る運動。安倍首相の改憲発言とその本質について」、「②組合を守り発展させる法人事業所対策の強化。仲間の命と暮らし営業を守るために」をテーマに討論と意思統一を行いました。分科会でも活発な討議が行われ、基調議案・分科会議案とも採択されました。

 「国民監視社会づくりに断固抗議する」特別決議が採択され、組織拡大功労組合、特定健診受診促進組合、組合功労者、退任役員の表彰を行ないました。

運動発展させる新執行部を選出

 新年度役員選出では、白田会長、二方、石渡両副会長、氏家書記長の退任にあわせ仲野新会長、吉良新書記長など新執行部が選ばれました。

 大会宣言では「仲間の困難に寄り添い、事業所対策を抜本的に強め、社会保険の継続的加入に必要な『法定福利費』の確保などに全力をあげる。そして、新年度には全単組が1%実増を掛け値なしでやり抜き、来年の第64回定期大会において新しい『3か年計画』を確立させる」ことを確認し、大会を終了しました。

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