神奈川県建設労働組合連合会

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「津波被害語り継ぐ」大船渡で復興支援住宅デー(神奈川土建相模原支部)

2018年11月5日

 岩手県大船渡市の仮設住宅で、毎年、神奈川土建相模原支部が「復興支援住宅デーin大船渡」を開催しています。今年で5回目の取り組みとなり、今回の会場は、初めて災害公営住宅・野々田アパートで、9月9日に開催しました。総勢38人が参加しました。

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 自治会役員さんと何度も打ち合わせを重ねる中で「住民同士の交流が図れる場所を作りたい。気軽に集えるテーブルと椅子が欲しい」という要望があり「けせん建職」の方といっしょに作り喜んでいただききました。模擬店、包丁研ぎ、子ども工作なども好評でした。

 閉会式の時に住民の方が「津波が襲ってきたときに無我夢中で逃げたが振り向いたら誰もいなかった。主人も亡くなった。震災からしばらくは当時の事を話すことができなかったが、最近やっと話すことができるようになった。今日は遠いところから来てくださってありがとうございます。忘れないでいてください」とお話しされ、参加者全員の胸に刺さりました。帰りは福島県飯舘村を視察しました。

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