アスベスト訴訟の原告の全員救済と、早期の全面解決を求め、1月10日に最高裁への要請と宣伝行動、各中央団体へ署名の協力の要請を取り組みました。神奈川原告団8人をはじめ、神奈川弁護団、首都圏原告団と弁護団、2人の関西原告、神建連各組合役員が参加しました。
最高裁書記官へ要請
最高裁の会議室に17人の仲間が出向き、書記官へ全員救済の判決をうったえました。神奈川弁護団の要請につづいて、神奈川原告団は、1陣の大園さん、桑原さん、2陣の望月さんが裁判長へ早期解決を求める手紙を読み上げました。東京、埼玉、大阪、京都の各原告が被害と解決への思いを話し、益田副会長が組合を代表して署名を渡し要請しました。
次回の最高裁への要請は、2月18日に行なうことも確認しました。お昼休みの時間帯には最高裁まえで、裁判所職員、周辺の方たちに、全員救済を求めて宣伝行動を行いました。
中央団体へ支援要請
5班に分かれて、労働組合などの中央本部に署名の協力のお願いにまわりました。国家公務員の労働組合、国公労連では、「国が責任を果たして解決できるように協力したい」、港湾労働者の組合、全国港湾でも「国の責任を明らかにすることがすべての被害者の救済につながる。港湾もアスベスト問題は重要な課題」など、各団体は積極的に受け止めると、署名の取り組みに賛同が寄せられました。