2月18日、首都圏建設アスベスト訴訟団と支援する組合は、アスベスト被害の全面解決を求め、最高裁要請、院内集会、首相官邸前宣伝の1日行動に取り組みました。
最高裁へ2万7千筆の署名と要請
2回目となる最高裁への要請行動に、神奈川原告のとも塘ぞえ添さん(1陣)、鍵山さん(2陣)が参加。アスベストの被害に苦しむ闘病の様子や、国・建材メーカーの責任を明らかにしてほしいと願う被害者・家族の思いを手紙にして、全面救済の判決を訴えました。首都圏・関西の訴訟団17人が参加しました。
全面解決署名、国会議員へ手渡す
全面解決を迫る国・最高裁あての署名は5月末100万筆の目標で取り組んでいます。1月末の集約で首都圏10万筆、神奈川県内で9千筆の到達です。
国会議員を通じて首相に届けてもらう院内集会を開催し各会派から56人の議員、秘書が参加しました。全面解決に向けた決意を示し署名を手渡しました。
原告、弁護団、支援組合など280人が参加しました。
官邸前で首相へアピール
「建設アスベスト被害者の声を聞け」、「補償基金創設を決断しろ」と首相官邸前で宣伝行動を行ないました。神奈川や首都圏の原告団、支援する組合が次々と官邸に向け切実な思いを訴え、アピールボードを掲げながら大きな声でシュプレヒコールをあげ首相へアピールしました。