2月12日、神奈川県木造住宅協会・JBN神奈川と神建連で構成する全木協神奈川県協会が主催し「応急仮設木造住宅建設講習会」が取り組まれ、会員、組合員、来賓など89人が参加しました。2018年11月につづき2回目の開催となり、神奈川県住宅計画課の羽太課長も見学に訪れました。
午前中の座学講習では、台風19号の被害による長野市の応急木造仮設の住宅建設の主幹事をつとめた小林稔政さん(小林創建社長・松本市)が自身の体験を紹介しながら講習を行ない「各職の協力会社の確保がいちばんたいへんだった」と話し「災害5日まえにちょうどこの講習と同様の講習を行なったばかりで、たいへん役に立った」と話しました。
午後には実物のモデルを使い、フルハーネスを装着し、屋根部分のたる木の取り付けや界壁部の取り合い、や断熱材の取り付けなど作業しながら確認しました。発災を想定してチェーンソーによる杭基礎、浴槽の断熱施工も講習しました。