神奈川県建設労働組合連合会

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神建連 第66回定期大会「 仲間の命と暮らしを守る活動に全力」

2020年7月7日

会長に塚本さん、書記長に仙田さんを選出

 神建連は第66回定期大会を6月7日、建設プラザかながわを主会場に各地区協・単組7会場を中継して開催しました。56人の代議員の出席により、第66期運動方針、予算ならびに新役員を選出し、建設労働運動を団結の力で前進させようと決意を固め合いました。

 仲野会長は「私たちの置かれている状況は政治的な部分も含めて厳しいと思います。もっとも大きいことは、消費税が10%に上がったこと。仕事が少なくなってきている、廃業に追い込まれる、受注数が30%くらい減ったと言われています。それに新型コロナの追い打ちです。これからも仕事を確保していかなければならないなかで、政治的なことも含めてがんばっていかなければなりません。

インボイス制度が2023年から、アスベスト、組織拡大、国保、事業所対策、ゼネコンとの関係など、多くの仲間と一緒にたたかって前進させていかなければいけない。労働者供給事業を大きく進め発展させ、地場ゼネコンとの対話も含めて前進してきた。本当にこの1年、がんばってやっていきたい」とあいさつしました。

役員・書記局 一丸に

 基調議案提案を吉良書記長、決算予算案を佐藤財政部長が提案しました。吉良書記長から「コロナ危機で仲間の廃業・倒産を役員のみなさんが深刻に見られている。不十分だが国の制度、自治体の制度、融資など徹底的に書記局が協力しながら、生活を守るために活用を続けないといけません。リーマンショックの時、組合員が自殺した経験があります。このコロナ危機で、仲間が自ら命を断つことだけは絶対にないように、仲間を励まして、お互いがんばろうと声を掛けきろう」と討論のまとめがあり、運動方針案、予算案とも採択されました。

 スローガンの採択、組織拡大功労組合表彰につづき、宮正廣選挙管理委員長(建設横浜)から、新年度執行部名簿が読み上げられ、拍手で確認されました。
 今大会で退任された役員を表彰し、代表して、仲野和則さん(退任時会長・以下同)、渡辺喜久雄さん(副会長)、吉良比呂志さん(書記長)、小林康芳さん(社保対部長)の4人が退任あいさつをしました。

 長崎勝利大会宣言起草委員長(建設横浜)から大会宣言が提案、採択され、益田新副会長のガンバロウ三唱で大会を終了しました。

建設プラザ会場と中継会場一同でガンバロウ三唱

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