神奈川県建設労働組合連合会

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「70周年を5万5000人の組織で。想いと行動があれば必ずできる」6年ぶり2日間の組織活動者会議

2022年8月8日

真剣に会議にのぞむ仲間

 神建連は7月18日、19日、ニューウェルシティ湯河原で6年ぶりとなる2日間にわたる組織活動者会議を開催。132人の仲間が参加し、70周年を5万5000人でむかえる組織建設に向け、活発な討議が行われました。

 講演で全建総連の竹谷英幸組織部長は「組合DNAの継承と組織前進に向けた5つの拡大戦略」と題し、組合の成り立ちと現状分析、未来への展望を語りました。

 いま組合は団塊の世代が75歳以上に到達し、大量脱退につながるきわめて警戒すべき局面にあり、若年層の拡大が急務だと指摘。建設国保・労災に次ぐ第三のメリットの創設と、世話活動の充実が最重要だとしました。

拡大成功のヒミツは?

 神建連には毎年6000人の新たな仲間を迎え入れる「力」があると仲間を勇気づけました。拡大行動成功のヒミツはたった2つ、「書記局と役員が共に行動している」、「書記局が拡大行動の段取りをしている」ことだと言います。

 全国の組合の取り組みやウェブやSNSを使った組合プロモーションの方法も紹介されました。
 「やらない・やれない理由を探すのではなく、どうしたらできるのか、思考の転換で結果は大きく変わる。皆さんの想いと行動があれば必ず出来る!ともに行動しこの逆境をひっくり返しましょう」と締めくくりました。

あらたな組織建設へ活発な議論

 仙田書記長は基調報告で、この間厳しいコロナ禍であっても組織人員を維持したことは、相談活動に全力をあげ組合が信頼を勝ち取った成果であると総括しました。

 その上で第5期組織建設新三カ年計画を提案。建設労働者の処遇改善やCCUSの100%登録、建設国保のさらなる魅力拡大などの運動を通じて、第70期に55000人の組織建設を目指します。

基礎組織が運動のかなめ

 神奈川土建、建設横浜、川崎北部建職から経験報告が行われました。

 神奈川土建の赤岩健也組織部長は「基礎組織がしっかりしていないと、仲間の声が上がっていかず、民主的な組合にならない。役員と組合員の信頼関係ができていれば、拡大だけでなく様々な運動が前進する」と、基礎組織の重要さを強調しました。8つの分散会での議論も活発に行われました。

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