川崎市住宅相談運営委員会は、川崎市から委託を受けて中小建設業者経営支援研修会を行いました。リフォーム分野は、国が各種誘導施策を打ち出し、市場規模が膨らむ中で、トラブル防止、安心業者が重要なキーワードとなっています。地域建設業者の資質向上にむけて毎年研修会を開催してきました。
(上の写真は、スマホの活用を実演する竹内講師)
今回は「リフォーム新時代にどう立ち向かうか」をテーマに「消費者が求める安心とIT活用実践例」(講師:竹内幸次氏)、「消費者の安心に応える営業戦略」(講師:石原孝司)、「法律と判例から学ぶリフォームの注意点」(講師:山口毅大弁護士)の3回シリーズ。
参加者の感想では、「最新の情勢を学ぶことができて刺激的だった」「わかっている事でも、研修会に参加することで課題を整理することができ有意義」「建築関係法令だけではなく民法含めた法律の観点はとても重要」など大好評でした。
住宅相談の最近の傾向は、安心業者を求める声が非常に強くなっていること、工事完了後にトラブルが発生している傾向があり、契約や説明に関するトラブル回避、法令順守、確かな施工が強く求められます。
住宅相談活動は、今年からNPO法人化し独立した事業体として新たな事業活動を展開します。その中でも安心をテーマに研修活動、ネットワークづくり、従業員・職人の教育活動などを行っていく計画です。